無錫は地理的に長江デルタ地域のセンターに位置し、長江に近く、太湖に隣接し、京杭大運河が市内を流れており、中国の民族商工業と郷鎮企業の発祥地である。改革開放から40年以上を経て、無錫は民営経済、外向型経済、革新型経済の発展に力を入れ、経済発展のレベルは中国の同類の都市の上位に立ち、2022年に一人当たりGDPが全国の大中都市でトップをキープする見込み。無錫は江蘇省の工業重鎮である。2022年、無錫の一定規模以上の工業生産総額は2.4兆元に達し、固定資産の投資額は約4100億元に達した。また、対外貿易輸出入額は1100億ドルを超え、過去最高を更新した。
無錫高新区は1992年に設立された第一陣国家レベルの高新区の一つであり、2016年に設立された無錫新呉区とともに「区政合流」管理体制が実施されている。同区では碩放、旺庄、江溪、梅村、鴻山及び新安という六つの街道(街道は中国における郷級行政区)が設置されており、管轄区域面積は220平方メートルで、全区の常住人口は72.41万人となる。
無錫高新区は無錫の東南部に位置し、東は蘇州と隣接し、南は太湖に面している。国際空港、高速鉄道、港湾埠頭及び数本の高速道路が高新区で現代的で立体化された交通システムを構築した。蘇南碩放国際空港とホンコン、マカオ、台湾、東京、大阪、シンガポール、韓国、タイなどの国・地域が直行便で結ばれ、40本余りの国内線が開通されている。また、無錫市内には、滬寧都市間鉄道の3駅が設けられ、うち一つは無錫新区駅となる。高新区から上海まで最短30分で、北京まで最短4.5時間で到着するという。
30年の発展を経て、高新区は現在、無錫における重要な経済グロース・ポール、対外開放の窓口、科学技術イノベーションの基地や、発展モデル転換の動力源となり、独特な特色ある「6+2+X」現代産業システムを形成した。つまり、モノのインターネット及びデジタル産業、集積回路、バイオ医薬、スマート装備、自動車部品、新エネルギーという6つのランドマーク先導産業、及びハイエンドソフト及びデジタル創意、ハイエンド商業貿易及びエアポートサービスという2つの現代サービス業、また、人工知能、水素燃料電池、第三代半導体など複数の未来向け産業で配置すること。それ以外に、無錫高新区は国家センサネットワークイノベーション示範区、国家イノベーション型園区、国家生態工業示範園区、国家知的財産実験園区として承認された。地域の総生産は2200億元を突破し、全国の高新区の上位10位に入った。一定規模以上の工業生産総額は6000億元を突破し、全国の高新区の上位5位に入った。一般公共予算収入は243億元で、全国の高新区の上位10位に入り、全市の4.8%の土地面積、9.7%の常住人口で全市の16.2%の地区総生産、35.4%の実行ベース外資導入額、57.2%の輸出入総額を創出した。
高新区に常住する外国人は約6000人となっており、それに伴う国際ホテルとスーパーも然ることながら、積水住宅、大和房屋などの国際住宅地や韓国人学校、Eton国際学校などの国際学校、瑞金病院新呉支院、凱宜(Columbia-WUXI)病院、韓国SK Telecom(無錫)国際医療センターなどハイエンドの医療機関、 匯豊銀行(HSBC)、瑞穂銀行、新韓銀行(Shinhan Bank)などの外資系銀行も完備されている。
所 在 地 : | 江蘇省無錫市新区和風路28号 |
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