無錫アルプス新型電子部品スマート製造プロジェクト調印・成約

無錫アルプス電子有限公司の作業員が部品生産工場で作業中。[写真・WeChat公式アカウント「無錫高新区オンライン」]

11月8日、無錫アルプス新型電子部品スマート製造プロジェクトの調印式が無錫高新区で行われた。

本プロジェクトの総投資額は10億元に達し、無錫において新型電子部品の生産能力を拡大し、業界をリードするデジタルスマート工場を構築し、さらなる生産能力の向上を目指している。

日本のアルプスアルパイン株式会社は、世界最大級の電子部品と音響製品の研究開発・生産・販売を手がけるグループ企業の1つである。1995年に無錫アルプスを設立して以来、継続的に投資・発展を進めてきた。主力製品として、各種車用電子スイッチ、汎用カメラの自動焦点調整モーターなどの高級電子部品がある。

無錫アルプス電子有限公司。[写真・WeChat公式アカウント「無錫高新区オンライン」]

アルプスアルパイン株式会社常務執行役員の山上浩氏は、「無錫アルプスは30年の発展を経て、グループの中で最も販売実績が良く、利益も最高の海外生産拠点となっている。これは無錫が良好な発展環境を整えてきたことの賜物である。無錫の充実した産業基盤、優れたイノベーション創出環境、そして実務に真摯に取り組む姿勢が、本社に無錫アルプスの将来発展への大きな信頼を抱かせている」と述べた。

無錫市副市長の孫玮氏は、「無錫は電子情報産業分野において完全な産業チェーンを形成し、国内外における重要な新型電子部品生産拠点となっている。無錫市と無錫高新区の両政府は、引き続き一流の投資環境をつくり、アルプスアルパイン株式会社の無錫での発展を全力で支援する」と語った。