日本ZACROS株式会社の下田拓社長一行が無錫高新区を訪問

今年5月、「無錫デー」イベントが大阪・関西万博の中国館で開催 [写真・上観新聞]

8月26日、日本ZACROS株式会社の下田拓社長一行が無錫高新区を訪問した。

ZACROS株式会社は1914年に創業され、東京証券取引所プライム市場の上場企業だ。世界最大の偏光板保護フィルムメーカーであり、その製品は電子情報、医療・ヘルスケア、食品安全などの分野で広く活用されている。この前に無錫高新区に設置した高性能液体容器プロジェクトは、同社の中国国内における初の生産拠点であり、医療・食品包装分野に特化している。2025年5月に大阪で契約調印を行い、現在プロジェクトの建設が進められている。第1期は2026年の稼働開始を予定し、2028年には生産能力拡張に着手して体系的な生産体制を構築する計画だ。

下田社長は企業の沿革とプロジェクトの計画を紹介し、「プロジェクト始動以来、無錫市及び無錫高新区の専門的なサービスと高い実行力に深い印象を受けた。無錫の強固な産業基盤、優れた地理的条件、政策面でのメリットを活かし、今後さらに無錫市・無錫高新区との協力を強化し、バイオ医薬・医療分野の先端技術を継続的に導入することで、地域経済や社会の発展に一層貢献していきたい」と述べた。