1年間で「満室」　新しいチップ・ランドマークが誕生

韓国ギガブルー（吉佳藍）中国本社の生産現場の様子。[写真・WeChat公式アカウント「無錫高新区オンライン」]

無錫新港集積回路装備部品産業パークは、研究開発・生産・オフィス・付帯サービスを一体化した総合産業パークで、研究開発・生産用施設11棟、人材アパート3棟、駐車棟1棟を備え、設備は整っており、機能も充実しています。

ここにはギガブルーをはじめ、多数の集積回路装備と部品関連企業が集まっています。ギガブルー中国本社の王琦副総経理は無錫で十数の産業パークを視察した結果、新港産業パークを選んだ理由を次のように語りました。「階高7m、耐荷重3トン、物理スペースが研究開発・生産に非常に適しているうえ、エリア内に産業チェーンが完備されており、必要なテストなどの付帯サービスをすべて無錫高新区内で完成できるのが最大の魅力です」。

現在まで、新港産業パークには集積回路のコア装備と主要基礎部品分野で顕著な競争力を持つ20社以上が入居しており、入居率はわずか半年間で約90％に達し、1年でほぼ「満室」を実現しました。

無錫新港集積回路装備部品産業パーク。[写真・WeChat公式アカウント「無錫高新区オンライン」]

用地開発のほか、産業パークは産業投資やイノベーションインキュベーションなどのサービスも展開し、産業イノベーションエコシステムの構築者への進化を遂げつつあります。2024年9月、無錫半導体装備と主要部品イノベーションセンターが設立されました。ここには、半導体装備および国産部品の量産において20年以上の実績を持つ業界エキスパートがコアメンバーとして参画し、最新トレンドを踏まえたシステム的な製品企画を市場ニーズから立ち上げ、明確なターゲットを設定したインキュベーションを推進しています。