6月20日、全国初の産業デジタル化データ資産登録プラットフォームが無錫高新区で発表され、高新区が産業デジタル化と認証テクノロジーの融合的推進において重要な一歩を踏み出したことが示された。
同プラットフォームは、中国品質認証センター、無錫国家伝感網(センサーネットワーク)イノベーション示範センター、国家伝感網工学技術研究センターの協力により共同で建設されたものでり、革新的な「実用化人工知能技術体系」に基づき、産業データ資産の統一登録管理と効率的な照会検索を目的としている。運用開始後は、中国品質認証センターの国家的な公信力と無錫国家伝感網イノベーション示範区の産業集積の強みを活かし、産業デジタル化データ資産の権利確定、流通、応用をコアとするエコシステムを構築し、サプライチェーンや産業チェーンへの深いサービスを提供し、デジタル経済の新たな業態育成を後押ししていく。
中認感知プロジェクトの戦略的協力協定が締結。(写真・WeChat公式アカウント「無錫高新区オンライン」)
現場では、中央企業である中国品質認証センターが投資する中認感知プロジェクトの戦略的協力協定が締結され、中認感知技術(無錫)有限公司が無錫高新区に入居した。同社は、動的検査・検証認証業務の大規模応用を推進し、業界における従来の静的検査認証から動的検査認証への転換アップグレードをリードし、市場に新たな空間を切り拓くことを目指している。
また、国家973モノのインターネット(IoT)首席科学者の劉海涛氏が、物理シーンAIと社会感知モデル(SSM)技術体系を発表した。現時点で「感知中国」チームは、規模が5000億元以上の動産デジタル化シーン応用を実現し、30以上の業界、5000社以上の実体企業、100社以上の金融機関にサービスを提供している。不良率は5万2000分の0という高い精度を実現し、デジタル経済後期の産業デジタル化の主要な支柱となっている。
感知中国センター(写真・無錫高新区)
国際IoT標準委員会ISO/IEC JTC1/SC41会長のYongjin KIM氏はビデオメッセージを通じて、無錫が世界のデジタル経済マップ上で占める重要な位置づけを高く評価し、産業デジタル化データ資産登録プラットフォームの発表に祝意を表した。同氏は「無錫はすでに中国のIoT発展の礎となっており、世界的にも顕著な技術・産業成果を上げている。また、『感知中国』チームが世界初のセンサーネットワーク国際標準ISO/IEC 20005の策定、さらに28ヶ国で広く採用されているISO/IEC 30141 IoTリファレンスアーキテクチャなど主要標準の制定を主導した。これらは無錫を中国のIoTパイオニアだけでなく、世界のIoT標準化の揺籃の地ともなった」と述べた。
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