4月11日、パナソニックエナジー(無錫)有限公司の大径バッテリープロジェクトの本格的な量産出荷が開始された。
パナソニックエナジー株式会社は、パナソニックグループ傘下の7つの主要な完全子会社の1つであり、同グループの新エネルギー事業部は、特に民用リチウム電池・動力電池分野において長年にわたる強みを有し、グループ内でも最も成長の可能性の高い子会社の1つである。パナソニックエナジー(無錫)有限公司は、高容量かつ高安全性のリチウム電池と、環境に優しいニッケル水素電池の生産を中心的な業務とし、パナソニックエナジーにおける海外の重要な生産拠点となっている。
今回のプロジェクトでは、大径バッテリー用の生産ラインを導入し、大径バッテリーの製造を開始した。製品は主に電気自転車、建設機械、医療などの分野で使用され、プロジェクトが完成・安定稼働後、年間で約4億元の新たな生産付加価値が実現できる見込みだ。
パナソニックグループは、無錫高新区に初期から進出したフォーチュン・グローバル500社の1つで、今回の大径バッテリーの量産成功は、パナソニックが新エネルギー分野に深く取り組む中での最新技術のブレイクスルーだけではなく、無錫高新区との誠意のある協力と共に発展を模索する戦略的ウィンウィン関係を示しており、必ず無錫高新区の新エネルギー産業チェーンの改善・アップグレードに新たな原動力を注入していくだろう。
パナソニックホールディングス株式会社代表取締役副社長、グループ中国・北東アジア総代表の本間哲朗氏は「パナソニックグループは中国経済の強靭性と新エネルギーバッテリー市場の明るい未来を信じており、今後も自社の優位性のあるリソースをさらに統合しながら、新製品の導入、生産能力の統合拡大、研究開発強化、グリーン製造などの面で投資を増やしていく。一流の設備、一流の管理、一流の技術・製品により、無錫高新区とのウィンウィンの発展を実現する」と述べた。
現在、無錫高新区には、一定の規模以上の新エネルギー企業が約80社集積しており、太陽光発電、リチウム電池、水素エネルギーの3大分野の完全な産業チェーンが形成されている。パナソニックエナジー、隆基、尚徳、ボッシュ、楽友、村田など業界のリーディングカンパニーが集まり、2024年の生産値は1104億元に達し、長江デルタ地域における重要な新エネルギー産業の集積地となっている。
パナソニックエナジー(無錫)有限公司 写真・公式アカウント「無錫高新区オンライン」
パナソニックのバッテリー製品 写真・公式アカウント「無錫高新区オンライン」
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