無錫碩放空港免税店がオープン

このほど、江蘇省と浙江省初の空港深圳免税店である無錫碩放空港店が正式にオープンした。

無錫碩放空港の深圳免税店は空港国際線ターミナルの中核エリアに位置し、敷地面積は約300平方メートルに及ぶ。世界的に有名なブランドが多く集まり、スキンケア、ファッションなどの幅広い品種をカバーしている。また、店内には専門の案内係チームも整えられている。

（写真・WeChat公式アカウント「無錫高新区在線」、以下同じ）

深圳市国有免税商品（集団）有限公司の劉雄佳副総裁は、無錫が長江デルタ地域の中心に位置するという優れる立地条件、一人当たりGDPが中国国内トップとなる優良な消費者層、無錫碩放空港の年々に増加する国際的な往来など、複数の優位性を備えるため、免税店を無錫に設立した。そして、ここを中心として、江蘇省と浙江省の市場全体までその影響を及ぼすと述べ、「現在のプレオープンから見れば、売上は期待に応えている」と示しした。

無錫碩放空港出発免税店の設立にあたり、深圳免税集団は豊かな免税分野における実績と成熟した全産業チェーン管理システムを拠り所とし、江蘇省と浙江省の地域文化のエッセンスと江蘇南部から出国する旅行者の独特なニーズを融合させたうえで、運営活動を行う。卓越した品質を有する免税商品を厳選し、優れたサービスと便利な体験を提供することにより、外国人旅行者に高級なスタイルと江南の風情を兼ね備えたブランドをお届けし、長江デルタ地域のサービス消費の質の高い発展に貢献する。

同店は現在、開店割引販促活動を行っている。それだけでなく、来年の第1四半期には、店内商品の値引き率を上げ、一年中割引活動を実施する予定。将来的には、同店は無錫碩放空港のアウトバウンド消費の特徴に合わせて、特化した運営を行っていく。

「免税ショッピングは国内と海外のダブル循環をつなぐ結節点の一つであり、観光経済の成長を支える重要な力でもあります。アウトバウンド免税店の監督機関として、我々は監督を強化し、サービスを最適化し、空港の質の高い発展を実現するための取り組みを継続的に最適化し、港湾免税事業の健全かつ急速な発展を支援していきます」と空港の無錫税関の担当者は述べた。

昨年の運航再開以来、無錫碩放空港は韓国の人気パンブランド 「Egg Bomb」、北米のプレミアムハンバーガーブランド「Carl's Jr」、世界的に有名な学習玩具ブランド「ナショナルジオグラフィック」など9つの有名ブランドを導入した。今年は、KUMO KUMOの中国空港初店舗、ミシュランレストラン「龍味館」、マクドナルド、DQなどのブランドが次々と進出し、ブランド商圏のアップグレードにつながり、「グルメの都、ショッピングの天国」という都市消費のIP作りにさらなる活力を注入している。

「来月、3C商品専門店『機器時代』の江蘇空港1号店も導入される」と空港の運営会社である中新公司の投資促進部の担当者は述べた。今後、より多くの人気ブランドが誘致され、より多くの1号店がオープンされる見込み。