無錫高新区、1～8月の輸出入規模が2桁成長で過去最高を記録

税関の統計によると、今年1月から8月にかけて、無錫高新区の輸出入総額は前年同期比10％増の2,532億元に達し、二桁成長を達成した。これは過去2年間の最高記録で、江蘇省の平均値より1.5％、無錫市の平均値より0.4％を上回り、無錫市輸出入額の50.7％を占めている。8月単月の輸出入総額は379.9億元で、前年同期比で25.4％増加し、単月過去最高を更新した。

（写真・WeChat公式アカウント「無錫高新区在線」）

今年に入ってから、無錫高新区はオープンプラットフォーム、港湾、キャリアー、ハブの総合的な優位性を発揮し続け、国際協力のレベルを高め、開放型経済を推進することにより、経済成長の勢いを維持し続けてきた。

越境貿易の利便性を高めるための特別プロジェクトを実施した。航空・陸上輸送の円滑化により、葯明合聯会社の研究用貨物輸入の「ファースト注文」通関が確保された。真空包装などのハイテク技術を活用した貨物の検査監視モデルを含む通関円滑化先行改革を普及し、公共真空包装ダストフリー検査室の建設を完了した。航空輸送と水上輸送が連携する「双聯双提（２つの連携と２つの向上。つまり、多元的な輸送の連携と多港湾の連携、物流供給の向上と都市競争力の向上）」プログラムを推進し、国内外貿易コンテナビジネスを拡大し、港湾のビジネス環境レベルを向上させた。8月29-30日、バイオ医薬品産業のリスク評価効率向上と通関時間短縮を目的とする南京税関出入国ハイリスク特殊品目リスク評価会議は無錫高新区で開催された。

新しいビジネスモデルの革新能力を強化した。越境ECの市場調達貿易、「通信通販保税輸入+実体ニュー・リテール」、保税メンテナンスなどの新しいビジネスモデルの発展を促進した。ゼネラルエレクトリック、フィニサー保税・メンテナンス試行が江蘇省の評価を通せるために努力する一方、無錫初の税関監督管理コード1210項目で輸入した商品の返送を達成させ、江蘇省初の総合保税区「国内メンテナンス商品の直接輸出」業務を実施した。「集積回路+自動車部品+越境EC」の発展ルートを確立し、第三回長江デルタ越境EC見本市の設置作業と展示準備を効率的に完成した。1月から8月にかけて、高新区の越境ECの輸出入総額は14.94億ドルで、前年同期比76％増加し、無錫市で第1位となっている。

（写真・WeChat公式アカウント「無錫高新区在線」）

税関、空港グループと戦略的協力を行い、通関効率を向上させ、重要なエリアでの路線を増加した。韓国行きの貨物運航路線を週7便に増加し、江蘇省初の中南米路線と無錫初の大陸間貨物運航路線であるメキシコ行き貨物輸送路線が開設された。空港1階の政務ホールを「新呉庁」に命名し、149社の重点企業に空港VIPカードを発行した。また、港湾インフラ建設を推進した。新安水路二類ポート税関監督施設プロジェクトは上半期に土地競売を完了し、国際郵便交換局は上半期にゼネコンを完了した。特色のあるポートサービスを拡大し、上港グループと高度連携を行い、新たなICTの活力を引き寄せた。さらに、「指定ポート+コールド危険化学品」の輸入ビジネスを拡大し、空港グループが果物輸入ポート資格を申請することを支援し、関連の実施可能性評価がすでに開始されている。