このほど、江蘇省委員会の信長星書記は江蘇省代表団を率いて日本を視察・訪問し、中日両国の指導者が達成した重要な共通認識を深く貫徹・実行し、江蘇省と日本の交流協力が新たな段階に上がるように促進した。6月17日、「江蘇-日本 開放・イノベーション・協力交流会」が東京で開催された。日本政府部門や工商界から550人が出席し、そのなかには、フォーチュン・グローバル500社企業24社を含む400社近くの日系企業と機関の関係者、業界トップ企業の上級管理職200人以上が含まれた。
信長星氏は講演の中で次のように話した。中日両国は一衣帯水の隣国であり、両国の発展はお互いにとって重要なチャンスである。江蘇省は中国で日本からの投資が最も密集している地域であり、江蘇省での日系企業はずっと好調な発展を維持している。一方で、日本に投資する江蘇省の企業もますます増えている。日系企業と江蘇省の発展は相互成就と互恵・ウィンウィンの関係であり、過去、現在、そして未来にかかわらず、江蘇省は日系企業の「福地(企業の発展に有利なところ)」であろう。江蘇省は広い市場、完備された産業、十分な人的資源、円滑な交通・物流、誠意を込めたビジネスサービスという投資と発展にとってより魅力的な環境を整えている。現在、中国は革新を顕著な特徴とする新たな質の生産力の発展に力を入れており、多くの日系企業が江蘇省に引き続き投資し、江蘇省を深耕し、江蘇省と手を携えて新たな質の生産力を発展させ、より美しい未来を共同で創造していくことを期待している。
中国の呉江浩駐日大使は、中日両国がいずれも世界の主要エコノミーであり、互いにとって重要な経済貿易パートナーであると指摘した。江蘇省は今後の発展、特に日本との協力において独自の優位性を持っている。江蘇省と日本が新たな協力の成長ポイントを積極的に模索し、手を携えてより高いレベルの優位性の相互補完、互恵・ウィンウィンを実現し、中日関係の安定的な発展を促進するためにより大きな貢献をしていくことを心から期待していると同氏は示した。
日本の経済産業省通商政策局の大臣官房審議官荒井勝喜氏は、江蘇省が日系企業の投資と発展に関心を寄せたことに対し、感謝の意を表した。彼は、日本と江蘇省の歴史的・人文的なつながりが深く、経済貿易の往来が頻繫で、両国間の交流をさらに強化し、さまざまな分野で互恵・協力関係を深化させ、より豊かな成果を出すことを期待していると述べた。
会議では、参加者が各自の分野に立脚して協力深化の重点、アプローチについて話し合った。現場で総投資額が21億9000万ドルに達する22件の重点協力プロジェクトを契約し、バイオ医薬品、グリーン・低炭素、先端設備、スマート製造などの分野をカバーした。
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