フランスで大活躍、多国籍企業と経済貿易交流を展開する無錫市代表団

現地時間5月28日から6月5日まで、無錫市市長趙建軍氏は無錫代表団を率いてフランス、ベルギー、ドイツを訪問し、一連の経済貿易・文化交流イベントを行い、現地の多国籍企業・プラットフォーム・機構・名門大学などと的を絞ったマッチングを展開した。それにより、欧州との交流・協力を拡大し、高いレベルの開放の新たな優位性を形成した。

訪問期間中、2024無錫-パリ産業に対する金融のエンパワーメント協力交流会は成功裏に開催された。代表団は威立雅環境グループ（VEOLIA ENVIRONNEMENT）、仏瑞亜グループ（FORVIA）などの多国籍企業を訪れ、多くの成果を収めた。

産業協力交流会において、趙建軍氏はフランスの各界人士が無錫市の発展への支持に対し、感謝の意を表し、無錫市の近年の経済社会発展状況を簡単に紹介した。フランスでの12回の訪問とマッチングを通じて、無錫市代表団はフランスの良好な発展状況と友好的な雰囲気を強く感じたと話した。フランス各界の友人と共に、経済貿易協力の新たな機会を捉え、自動車・電子製品・新エネルギーなどの優位性のある産業での連携を強化し、より多くの特定分野の非常に傑出したフランス企業が中国市場を開拓することに助力し、農業食品やワイン等の業界における協力を持続的に拡大することを期待している。また、優れた金融資源を活用して無錫の「465」現代産業クラスターをエンパワーメントすることを促進し、力を合わせて人文交流の新たな局面を開拓し、両国の友好関係を固め、協力レベルを引き上げることに力を入れていくと付け加えた。

フランス国民議会仏中友好グループのエリック・アロゼ氏（Eric Alauzet）議長は、このイベントの開催に祝賀の意を表し、両国が産業・人材・イノベーションなどの分野での深い連携を強化し、経済貿易協力と金融によるエンパワーメントを新たな段階へ押し上げることを期待していると示した。

交流会では、インターナショナル・プライベート・エクイティ・マーケット（IPEM）のチャイナフォーラムの永久会場が無錫に入居し、無錫市国聯発展（グループ）有限公司と欧州の有名な自動車部品企業である富来思特（Flexitech）グループが投資協定を締結し、徳蘭明海(PowerOak)のエネルギーストレージプロジェクトとTFH(TristoneFlowtechHoldingSAS)の新エネルギー自動車部品プロジェクトも同時に契約を結んだ。

パリでの3日間、無錫市代表団は有名なリーディングカンパニーを続々と訪問し、複数の協力プロジェクトに調印した。また、代表団は仏瑞亜グループ（FORVIA）、シュナイダーエレクトリック株式会社（Schneider Electric SA）、ダノングループ(Danone)などの企業を訪れ、それぞれの分野での協力機会を検討し、多くの協力意向を形成した。

一方、文化面において、フランス訪問中、無錫市代表団はパリの中国文化センターで無錫市風景油絵展を見学した。趙建軍氏はより多くの外国の友人が無錫市を理解し、無錫市に触れることを期待しており、そして同展が無錫文化が「海外に進出」するための拠点となることを期待していると述べた。