アルプスアルパイン株式会社社長が無錫高新区を訪問

5月23日、アルプスアルパイン（Alps Alpine）株式会社の泉英男社長一行が無錫高新区を訪問した。無錫市の周文棟副市長は泉英男氏一行に会見し、新しい情勢の下で無錫アルプスの発展を促進し協力をさらに強化することについて踏み込んだ交流をした。

日本アルプスアルパイン株式会社は世界最大の電子部品や音響製品の研究開発・生産・マーケティング会社の一つである。1995年に無錫高新区の無錫シンガポール工業パークに無錫アルプス電子有限会社を設立し、長年の発展を経て、無錫アルプスはコア技術を持つスマート化・自動化生産企業となった。2023年には、無錫アルプスの売上高が約1百億元に達し、無錫市の納税トップ100社にランクインした。

周文棟氏は泉英男氏一行の来訪に対し、歓迎の意を表し、同社が30年近くにわたり無錫の経済発展に貢献してきたことに対し、感謝の意を表した。また、高新区の発展状況を簡単に紹介した。現在、無錫は「465」現代産業クラスターの強化と向上に力を入れており、半導体・5G通信・人工知能・インターネット・集積回路・スマートコンピューティングなどの産業は好調な発展を維持しており、大衆消費電子製品の市場も拡大しつつある。1995年に無錫高新区に工場を設立して以来、アルプスアルパインは無錫での投資を拡大し続け、株式構成を最適化してきた。無錫アルプスは、同社の世界で最も重要な生産拠点となり、ハイエンドの個人消費型電子製品の分野で世界トップの地位を維持している。未来、無錫は引き続き全力を尽くして外資企業が最も満足度の高い都市を作り出し、同社の無錫での発展のために国内トップレベル、国際一流の産業環境・政策環境・市場環境を提供するほか、これまで通りに企業の成長と発展を後押し、より多くの分野で協力・ウィンウィンを実現していくと周文棟氏は述べた。

泉英男氏は無錫及び無錫高新区がアルプスアルパイン株式会社への支持と援助に対し、感謝の意を表した。無錫アルプスは高新区で設立以来、生産と経営が安定して成長し、技術レベルが絶えず向上し、製品革新が持続的に促進されていた。アルプスアルパイン本社は無錫会社の将来の発展に十分な自信を持っている。これから、アルプスアルパインは引き続き無錫で深耕し、無錫の発展をサポートし、新たな発展機会をつかみ、製品の革新と研究開発を強化し、スマート工場やグリーン工場などの複数の分野で投資を拡大し、国内外の市場を持続的に開拓し、企業の発展を新たな段階へと押し上げ、無錫の経済社会の発展により多くの貢献をするように取り組んでいくと泉英男氏は語った。