株式会社村田製作所幹部が無錫市を考察

1月30日、無錫市市長趙建軍氏は考察に無錫市に来た株式会社村田製作所代表取締役社長中島規巨氏一行と会見した。双方は多層セラミックコンデンサーの新工場プロジェクトの建設を加速させ、同社が無錫市で本部化発展を推進することなどについて踏み込んだ交流を行った。

村田製作所執行役員、無錫村田電子有限公司董事長、村田新エネルギー(無錫)有限公司董事長山崎俊信氏、無錫市副市長周文棟氏、市政府秘書長陳寿彬氏が同会見に出席した。

趙建軍氏は村田製作所が長期にわたり、無錫市の発展に多大な支援を与えることに対し、感謝の意を表した。世界的に有名な総合電子部品メーカーである村田製作所は引き続き無錫市に投資を拡大し、生産能力を向上し、無錫市の次世代情報技術産業と新エネルギー産業の発展に積極的に貢献してきた。現在、無錫市は新型工業化を推進し、「465」現代産業クラスター（４つのランドマーク産業、６つの優位性のある産業、５つの未来産業）の強化に焦点を置き、力を合わせて新時代の工業・商業の名城を作り上げることに取り組んでいる。このため、村田製作所を含む多くの多国籍企業の支援が必要である。村田製作所が引き続き無錫市との実務的な協力を深め、村田電子の多層セラミックコンデンサーという新たなプロジェクトの早期稼働開始と早期成果創出を後押しし、同社が無錫市での本部化発展を積極的に促進し、地域仕分け、販売などの機能機関を段階的に導入し、より多くの新技術、新設備、新製品を導入し、無錫会社の製造から端末のサプライチェーンへの延伸を強く促し、より多くの革新企業を投資・育成し、川上と川下のハイテク企業、「専精特新」企業を無錫市に引き寄せ、無錫市がより完備な産業エコロジーの構築に助力することを期待していると趙氏は示した。

無錫市は心を込めてサービス保障をしっかりと行い、優れる環境を作り、双方がより広い分野、より深層で、より高いレベルで共同創出とウィンウィンを実現するよう促進していくと同氏は付け加えた。

中島規巨氏は無錫市が村田製作所の発展に関心とサポートを与えることに対し、感謝の意を表し、企業の経営状況と計画ビジョンを簡単に紹介した。「無錫市は経済が急速に発展し、魅力的な都市です。全力で新プロジェクトの実施と成果創出を促進し、投資力と生産能力を拡大し続け、村田新エネルギーと村田電子を中国の重要な生産拠点にするとともに、安全生産、環境保護などの社会的責任を積極的に履行し、無錫市の質の高い発展に貢献していきます」と同氏は話した。