初秋の訪れとともに、無錫市新呉区江渓街道1969創意工場に位置する崧・美術館が開館した。
2019年に着工し、2023年に建設完成した崧・美術館は建築面積が約2700平方メートル、展示面積は約1000平方メートルで、2階建てで、芸術、創作、展示、研究、鑑賞の機能が一体化された美術館。8つの機能エリアに分かれており、4つのメイン展示エリア、多機能エリア、品茗(お茶を味わう)エリア、プレゼンテーションエリア、オフィスエリア、会議エリア、映画エリア、休憩エリアがある。
「崧」という漢字は長江の川下の太湖流域の重要な文化段階である「崧沢文化」に由来する。これまでに発見された赤墩遺跡、馬鞍遺跡などからは、無錫地域の先住民の原始文化は崧沢文化を含めて、そして彼らは自分の知恵と勤勉な労働によって、太湖流域の輝かしい太湖文化を創造し、豊かにしたことがわかる。従って、「崧」を使って名城の無錫市にある美術館を命名するのは非常に適切であろう。
崧・美術館は1969創意工場文化芸術集積エリアの新しいハイライトとなる。美術館には「1969」に関連した要素が多く見られ、両者が緊密に関連し、お互いに補い合っていることを示している。
1969年7月21日、「アポロ11号」による月面着陸が成功したのは人類の宇宙への進出が飛躍的一歩を踏み出したことを示した。そのため、「前進、飛躍、革新、発展」という寓意を込め、「1969」を使って創意工場を命名した。崧・美術館の入り口と1号展示エリアには、月の形をしたランプと月面の壁絵があり、1969創意工場と呼応している。
また、1969創意工場の前身は南方ステンレス市場である。そのため、美術館の多機能エリアにはクレーンが天井を飾り、1969創意工場の工業風と一致している。また古いクレーンから伸び出ている柿の木の枝は、南方ステンレス市場を改造するときにその歴史的蓄積と文化的内包を残すとともに、新しい活力を注入したことを象徴している。昔の南方ステンレス市場が新しい姿で、全く新しい業態で輝きを続けている。
9月25日からは、同館で長江デルタ地域の4省(市)の中青年中国画名家47人の作品約100点が展示される。展示されている作品は題材が幅広く、内包が豊かで、特徴がはっきりしており、思想性、芸術性、観賞性を持ち、長江デルタ地域の若い画家たちの探究心を表している。
所 在 地 : | 江蘇省無錫市新区和風路28号 |
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