複数の全市1位、外資導入に大活躍する高新区

今年1- 6月、無錫市高新区の実行ベース外資導入額は7億2500万ドルで、前年同期比86%増となった。そのうち、製造業の実行ベース外資導入額は4.6億ドルで、前年同期比127.84%増加し、全市の41%を占め、ハイテク産業の実行ベース外資導入額は4億2600万ドルで、全市の37.4%を占め、どちらも全市１位となった。1-6月、高新区全区の新しく合意した外資額は14億1000万ドルで、全市1位である。

01目立つビジネス環境優位性で外国人投資が増加し続ける

無錫市ひいては江蘇省の外資高地である無錫市高新区は、実行ベース外資導入額が何年連続して全省の上位を維持している。目立つ産業集積の優位性、及び優れるビジネス環境に外資企業が引き寄せられ、そして高新区に投資し続け、事業拡大をする要素であろう。

2022年、高新区の実行ベース外資導入額は13億5200万ドルで、ここ数年の最高額を記録した。今年に入り、複雑で変化が多い国内外の情勢に直面するにもかかわらず、古い友人の外国投資人でも新しい友人の外国投資人でも高新区を見定め、投資を増やしたり、事業を拡大したりし、外資が一層活躍するようになった。

02企業誘致・資本導入に取り組み、協力を求めに密に海外へ赴く

2023年1月6日の朝早く、無錫市高新区の初の海外企業誘致チームが出発し、まず韓国へ、その後日本へ赴き、一連の企業誘致活動を展開し、日韓の重点多国籍企業と産業チェーン、バリューチェーン、イノベーションチェーンでの協力を全面的に深めた。

1月末、高新区はモノのインターネット（IoT）、集積回路、バイオ医薬、新エネルギーなどの新興産業を中心に、10日余りかかり、スペイン、ベルギー、ドイツの10都市を回り、ヨーロッパのハイテク企業、ハイレベルの科学研究機関、有名なイノベーションプラットフォームと協力について話し合い、企業誘致と資本導入で豊かな成果を収めた。

今年5月、高新区代表団はまたシンガポール、日本、韓国へ行き、経済貿易文化交流活動を展開し、同じくいい成績を収めた。

高新区はシンガポールのSembcorpグループと契約して無錫シンガポール科学技術革新城を共同で建設する。SL Capital基金と二期プロジェクトを契約し、今後半導体、新エネルギーなどの関連分野に重点的に投資する。シャープディスプレイテクノロジー株式会社と、シャープディスプレイ事業実装運営本部プロジェクト協力協議を締結した。

03外資構造の更なる最適化で質と効益が絶えずに向上

今年1-6月、高新区のハイテク産業の実行ベース外資導入額は4億2600万ドルで、前年同期比365.97%増加した。

村田製作所は無錫市に持続的に投資し、村田スマート製造パークを作る。このほか、一部の製造業企業は研究開発本部、販売本部を追加して設立し、外資系プロジェクトは全体的に製造からスマート製造、研究開発、販売への転換のトレンドを見せている。

それとともに、SKハイニックス、Jabil Green Point、アルプス、アストラゼネカなどを代表とする先導企業は集積回路、電子製造、バイオ医薬などの戦略的な新興産業を中心に、たくさんの中堅企業を集め、完全な産業チェーンを形成した。

特筆すべきは、高新区の外資プロジェクトの中で、外資系本部は絶えずに集まってきて、企業の規模とエネルギーレベルを持続的に拡大し、産業がミドル・ハイエンドへ進むことを促進し、無錫市の外資の質の高い発展のレベルを大いに引き上げた。

現在、高新区には、江蘇省に承認された多国籍企業の地域本部と機能性機関が21カ所、全市の44%を占めている。データによると、高新区の本部経済企業数は全地域の納税主体総数（8万5000）の0.27%を占めているが、財政税収への貢献金額は総額の60%を超えている。