第1四半期に着実に成長　安定的な滑り出しを実現した無錫市高新区

2023年第1四半期，無錫市高新区は全区をあげて区委員会、区政府の各戦略や配置をしっかりと実施し、安定の中で好転を求めるという方針を貫き、経済社会は着実に成長しつつあり、安定的な滑り出しを実現した。第1四半期、高新区全体の地域総生産は600億8000万元に達し、不変価格に基づく計算では前年同期比4.9%増であった。

01安定したスタートを切った工業経済

第1四半期の工業生産総額は1461億2200万元で、前年同期比4.3%増加し、全市の26.3%を占めた。一定規模以上の工業付加価値は前年同期比6.2%増加し、市平均値を0.1ポイント上回った。一定規模以上の工業の上位10産業の生産総額は1374億3900万元に達し、一定規模以上の工業生産総額の94.1%を占めた。そのうち、電気機械は12.7%増で、専用設備28.7%増と増加し、ハイテク製造業は着実な成長をキープした。医薬製造業の生産額は前年同期比140.1%増と急速に回復していた。

02安定の中で成長し、好転したサービス業

1-2月、一定規模以上のサービス業企業の営業収入は88億6600万元に達し、前年同期比9.0%増となった。このうち、一定規模以上の営利サービス業企業の営業収入は67億6500万元で、前年同期比16.1%増となり、市平均値を2.0ポイント上回った。6つの重点業種の営業収入は87億3200万元で、一定規模以上のサービス業営業収入の98.5%を占めた。このうち、科学研究・技術サービス業は20.9%、賃貸・ビジネスサービス業は20.0%、交通輸送・倉庫貯蔵・郵便行政業は11.7%増加した。

03建設が加速されている重大プロジェクト

今年に入り、固定資産への投資は安定の中で伸びており、国有経済への投資、インフラ投資、サービス業への投資は比較的に大幅な増加を見せた。第1四半期の固定資産投資総額は前年同期比6.6%増の183億900万元に達し、市平均を1.1ポイント上回り、全市1位となった。

国有投資の割合が高まった。第1四半期の国有投資額は前年同期比43.9%増の49億4600万元に達し、固定資産投資の27.0%を占め、前年同期比7.0ポイント増加し、固定資産投資を8.8ポイント押し上げた。

インフラ整備が加速している。第1四半期のインフラ投資額は前年同期比142.5%増の12億9300万元に達し、固定資産投資額の7.1%を占め、前年同期比4.0ポイント増となり、固定資産投資を4.4ポイント押し上げた。

第三次産業が成長を支えた。サービス業の投資額は前年同期比22.0%増の86.96億元に達し、固定資産の投資額を9.1ポイント押し上げた。

04急速に回復している消費市場

今年の第1四半期、高新区は「Go兎新呉(中国語の『兎』は発音が英語の『TO』と同じ)」キャンペーンを打ち出し、最初に400万元の企業消費券を配布し、消費市場の回復を促した。社会消費財小売総額は前年同期比12.8%増の118億2800万元となり、前年同期比10.1ポイント上回り、市平均値を4.0ポイント上回った。新型消費が盛んに発展し、オンライン消費財市場の販売額は前年同期比27.8%増の19億800万元に達した。

05規模が先端を走っている外資導入

第1四半期、実行ベースの外資導入額は3億8900万ドルに達し、全年の26.9%進捗している。そのうち、製造業の実行ベースの外資導入額は2億6200万ドルで、全体の67.4%を占めた。第1四半期に、新規の契約外資は前年同期比291.1%増の9億9800万ドルで、新規の外資プロジェクトは24件、契約投資額が3000万ドルを超えたプロジェクトは3件。

06良いスタートを切った財政税収

第1四半期、高新区の一般公共予算収入は前年同期比14.1%増の80億4100万元となり、市平均値を5.3ポイント上回った。税収収入は72億9300万元に達し、前年同期比17.4%増となり、市平均値を8.3ポイント上回った。税収の割合は90.7%で、前年同期を2.6ポイント上回り、市平均値を4.5ポイント上回り、全市1位となった。