日本産業チェーンと連携を強化する無錫

このほど、中日(無錫)産業供給需要協力マッチング活動は無錫で開催された。企業の需要・供給のマッチングと協力関連プラットフォームの構築を通して、重要の日系企業の市場拡大、ボトルネック解消、難題解決をサポートし、無錫と日本の間の生産・販売の連携を強化し、無錫と日本の経済貿易における協力をさらに促進した。

中日(無錫)産業供給需要協力マッチング活動は3回開催される予定で、その1回目は精密電子産業を対象とするものであった。現場では、住友化学（Sumitomo Chemical）電子材料科技(無錫)有限公司、CKD(中国)有限公司などの9社の日系企業は材料調達の需要を発表し、現地の40社以上のサプライヤーはマッチング活動に参加した。当該活動に参加した企業は交流と情報共有の中で協力と発展をはかった。

同日に開催された無錫重要日系企業円卓会議では、14社の日系企業の代表者はそれぞれ自社の感染症対策と生産状況を紹介し、無錫で投資を続ける決意を表明し、産業チェーン・サプライチェーン安定の政策、ビジネス環境の最適化、企業の苦境脱出の政策について質問と意見を述べ、政府部門の関係責任者が一々と対応した。

CKD(中国)有限公司の総経理深町哲也氏は「商務部門の指導のもとで、クローズドループ生産管理を行い、効果的に感染症によるリスクを防止したとともに、安全な生産を確保して安定的納品を続けた。ここで無錫市政府のご支援に対して心から感謝の意を表す」と言った。

無錫は長江デルタ地域の「日系資本の高地」として知られており、その恵まれた立地優位性と明らかな特色を抱える産業クラスターは、優れる日系企業を無錫に引き寄せた。今まで、累計して1200社以上の日系企業が無錫に進出し、合計1273件のプロジェクトを投資し、総投資額は170.6億ドルに達している。良好な協力基盤を持つ中日企業の更なる緊密な産業協力を促進するために、これから、中日(無錫)産業供給需要協力マッチング活動は引き続き取り組みを強化し、中日(無錫)戦略新興産業特別活動、中日産業イノベーション協力発展フォーラム並びに「無錫旅情」35周年記念活動を開催する予定。

無錫市投資促進センター副主任劉丹氏は「我々は『24時間連続、360度全方位』のサービスシステムを引き続き構築し、『難問解決、丁寧対応』ビジネス環境ブランドをさらに輝かせ、中日経済協力プラットフォームを全力で構築し、無錫の『日系資本の高地』という特色ブランの建設に取り組んでいく」と述べた。