圓通航空が無錫―大阪貨物輸送線を就航

6月19日午前8時20分、圓通航空ボーイング757貨物輸送機は蘇南碩放国際空港に無事に到着した。数時間後、「メイドイン無錫」の貨物を満載した同機は大阪に向かって飛び立った。これは無錫‐東アジアを定期的に往復する貨物輸送線は正式に開通したことを物語った。

関係者によると、これはアメリカシカゴ、ドイツハーン（Hahn）に続き、蘇南碩放国際空港から離陸する３番目の国際貨物輸送ルートであるという。また、空港グループの総裁朱永健氏はこの無錫‐大阪線の就航は無錫から東アジア地域への「空中動脈」を貫通させ、蘇南地域のすべての産業チェーン、供給チェーン、貿易チェーンに波及し、周辺の企業の生産再開に力強い航空原動力を提供すると示した。

「今回、圓通航空は無錫と手を携えて協力するのは今までの協力で築いた友誼の上に、無錫の明る未来を見通しているからだ」と第一航程の就航に立ち会った圓通航空の関係責任者は言った。

近年、圓通航空は無錫で天津線、香港線などの複数のルートを開通してきた。それに、2020年感染症は爆発した当初、圓通航空は沢山の困難を克服して、海外から医療物資を購入して無錫を支援した。その後、国内の感染症状況が落ち着くにつれて、圓通航空は無錫製の各種類の対外貿易の貨物を海外に送っていって、数回にわたって応急の「空中動脈」をかけてきたのである。

今、圓通航空が、当該線路を火曜日、木曜日、日曜日と週3便に就航し、将来、毎日1便に増える予定。

この次、蘇南碩放国際空港は新たに開設した航路の宣伝活動を展開し、長江デルタ地域的な貨物輸送ハブ空港の建設を推進し、蘇南市場で深耕していき、航路の輸送貨物の種類を増加し、国際郵便、ECパッケージなどの貨物を輸送する能力を整え、産業チェン、供給チェーンへのサービス能力を引き上げていく。