このほど、中国電子技術標準化研究院華東支院、中国スマート製造システムソリューションサプライヤー連盟江蘇省支部は共同で「江蘇省スマート製造発展指数報告書(Ver.2021)」を公表した。当該報告書で無錫高新区のスマート製造能力成熟度は全省の県(県級市、県級区)のトップとなったことが明らかにされた(*中国の「県」は日本の「市」に相当)。
今回「江蘇省スマート製造発展指数報告書(Ver.2021)で公表された各データは江蘇省の5000社近くの製造企業の生産経営データと公開データへの踏み込んだ分析に基づき、2021年江蘇省スマート製造発展の現状、生態体系の建設、企業生産経営の管理などの多次元からスマート製造発展指数を分析・計算して得たもの。データによると、無錫、蘇州の重点県・区のスマート製造能力レベルは全省の上位にあり、それに、無錫高新区は1.71の点数をもって、1位をゲットしたことがわかる。
県・区企業スマート製造能力成熟度点数のトップ10
スマート製造能力成熟度は「スマート製造能力成熟度モデル」「スマート製造能力成熟度評価方法」という2つの国家標準に基づき、各地域、各業界のスマート製造発展レベルを客観的に評価し、極めて権威性と影響力を抱えるものである。2021年12月までに、全国の2万社以上の製造企業はサービスプラットフォームを通してスマート製造能力成熟度の自己評価を完成した。
近年、無錫高新区は「6+2+X」現代産業システムを積極的に構築し、「1+N」工業インターネットプラットフォームに依拠し、産業をもってプラットフォームを整備し、プラットフォームをもって応用をすすめ、応用をもってモデル転換を促進し、率先して「プラットフォーム+パーク」のパイロットモデルを作ってみた。それとともに、高新区は断固としてイノベーション駆動の核心戦略と産業強区(産業で区域を強め)の主導戦略を実施し、スマート製造を主要な取組方向にして、二つの「化」の融合(情報化で工業化を牽引し、工業化で情報化を促進すること)を踏み込んで推進し、企業の核心的な競争力を向上させ、時期を見据えて3のバージョンの区級スマート製造特別支援政策を打ち出し、生産製造の全プロセス、全産業チェーン、製品の全ライフサイクルにおけるデジタル化へのモデル転換の推進に力をいれてきて、全区のスマート製造レベルは速やかに引き上げられ、デジタル化へのモデル転換は明らかな効果を収めた。
2021年、高新区は全省製造業イノベーションモデル転換効果的地域に選ばれたほかに、全国で唯一のライトハウス工場2社と国家級スマート製造モデル企業3社を同時に抱える国家級高新区でもある。また、全区で、2箇所の省級スマート工場、64箇所のスマートモデル生産現場、7箇所の市級スマート工場、119箇所のスマート生産現場は備えられ、モデル拠点の数は全市のトップに立っている。
この先の目標といえば、2025年まで、高新区は国際競争力が備わる全国デジタル経済の質の高い発展モデル区を建設し、全区のデジタル経済のコア産業の付加価値額は800億元に達し、GDPに占める割合が18%を超え、3つの千億元規模のデジタル産業集積を形成させ、スマート製造のモデル企業は800社に達すると目指している。
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