ロンジ、高新区に水素製造装置生産拠点建設へ

写真・高新区融媒体中心

5月31日、無錫市委常務委員・高新区党工委書記・新呉区委書記の蒋敏氏が世界最大の単結晶シリコン太陽電池メーカー、ロンジ（LONGi）の李振国総裁一行と会見し、同社の新型水素製造装置プロジェクトの調印式に出席した。

蒋敏氏はまず、李振国総裁に歓迎の意を表した。同氏によると、近年、無錫高新区はグリーンの発展の道を堅持しており、「CO2排出ピークアウト・カーボンニュートラル」という目標の実現に向けて、新エネルギー産業の発展を力強く後押ししている。現在、無錫高新区は現代化産業群の構築に取り組んでおり、ロンジが強みを持つ水素製造産業がその中の重要な一部である。今回、ロンジは最新技術で開発した水素製造装置の生産拠点を高新区に建設するのは、エリアの水素エネルギー産業チェーンを確実に強化する。ロンジがモデルとリーダーとしての役割を果たし、優れた資源を集積させ、無錫の低炭素シティ建設に力を貢献し、長江デルタ地域ないし全国の太陽光発電・新エネルギー産業の発展に役立つように願っている。

それに対し、李振国総裁が長年にわたってロンジにサポートとサービスを提供した無錫高新区を感謝し、そして太陽光発電産業の動向やロンジの発展計画について紹介し、以下のように述べた。再生可能エネルギーによる水素製造は我が国が「カーボンニュートラル」を実現するための重要な技術である。無錫高新区が各種優位性を備えている上で、ロンジはエリアにおいて水素エネルギー製造・保存などの一体化した総合示範拠点を建設し、高新区「CO2排出ピークアウト・カーボンニュートラル」の目標実現をサポートする。

紹介によると、今回の新型水素製造装置プロジェクトの登録資本は1億元、投資総額は3億元に達し、プロジェクト運営開始後、3年以内に年間売上高は10～15億元に及ぶ見込みである。