LG化学中国技術センターが高新区に

写真・無錫高新在線

16日、無錫高新区と韓国の最大手総合化学メーカーであるLG化学が戦略提携を締結し、LG化学中国技術センターのプロジェクト契約署名式を行った。黄欽市委書記はビデオ形式でLG化学の辛学喆（シン・ハクチョル）CEOと会見し、署名式に出席した。

黄欽市委書記はまず祝意を表し、LGグループとLG化学を感謝した。長きにわたる協力で、無錫は韓国系企業集積の有名な「高地」になっており、特に去年爆発したウイルス感染症に直面し、無錫は韓国の友好都市や無錫にある韓国系企業と手を携えてウイルスと戦い、国際協力を展開し、外商・外資系企業への支援を提供したことは、双方の深い友情を示したという。

黄欽市委書記は、今回、双方の協力は新たなステージに上がり、プロジェクト建設の新たな目標を定め、無錫とLG化学の間で協力の土台を固め、共に発展の新しいチャンスを掴め、高度な新エネルギー車産業を発展させ、更に新しい協力のスペースを開拓し、多元的な協力の道を模索し、優秀なプロジェクトとパートナーをより多く無錫に導入し、無錫での地域統括会社・拠点設置を促し、双方の提携を向上させると願い、無錫はLG化学の事業をサポートし、中韓友好の新たな一章を記そうと伝えた。

それに対し、辛学喆CEOは無錫政府に感謝の意を表し、次ぎのように述べた。中国政府はカーボンニュートラルを重視していることに対し、LG化学も持続可能な発展を最重要な経営課題とし、新たな成長の動力源を探している。無錫はLG化学にとっての戦略拠点であり、今後、双方の協力の機会が益々増えていく。今回の戦略提携をきっかけに、高新区との協力を引き続き深化させ、双方のウィンウィン関係を築く。早く無錫の皆さんと合うように期待している。

2018年、LG化学は無錫高新区にて投資額が10億ドルに達した自動車用動力バッテリーの正極材料生産拠点を設立し、2021年の同拠点の売上高が50億元を突破し、2025年は200億元以上に及ぶ見込みである。