高新区、PwC社との戦略協力へ

写真・無錫高新区管理委員会

9月22日、無錫高新区と世界最大級のプロフェッショナルサービスファームであるPwC社（プライスウォーターハウスクーパース）が企業誘致サービスに関する戦略協力協議に署名した。PwC社は今後、高新区に投資白書作成やプロジェクトマッチングなどのサービスを提供するという。

無錫副市長、高新区党工委書記、新呉区委書記の蒋敏氏はPwC社に歓迎の意を表した。蒋敏氏によると、4大会計事務所の1つであるPwC社は高新区とともに、企業誘致サービスをめぐって、リソースやコンサルティングにおける優位性を活かし、高新区の現状を踏まえてより科学的・体系的な企業誘致活動を展開し、高新区が取り組んでいる「3大経済」を支え、無錫が鋭意推進している「産業強市」戦略にアドバイスを提供する。また、今回の協議を新たな出発点とし、双方の協力分野を拡大・深化させ、共に成長するウィンウィン関係を築き、PwC社が無錫に子会社を設立し、無錫の企業に優れたサービスを提供するよう願っていると伝えた。

それに対し、PwC社の中国中部市場責任者パートナー・上海責任者パートナーである黄佳氏は、PwC社は無錫に根ざし、この都市を理解し、市場に参入しようとしている。無錫に子会社を設立する計画を考えており、無錫の経済成長と深く関わり、GDPや市場の大きさなどから見れば無錫は素晴らしい都市であり、無錫の産業配置や制度革新の中まで踏み込み、意味のあることを実行したいと表明した。

PwC社と無錫の協力はすでに20年も続いた。同社が無錫の各種企業にサービスやソリューションを提供してきた。今回の協議は、無錫高新区とPwC社による新たなビジネス提携で、PwC社のグローバルネットワークを通して、高新区の発展により多くの活力を注ぎ込むという。