Jemincare社バイオ医薬品生産拠点プロジェクトが高新区に

写真・無錫高新区管理委員会

9月10日、医薬品メーカーであるJemincare社の革新薬とバイオ医薬品生産拠点プロジェクトの調印式が高新区において開催された。無錫市委書記の黄欽氏などが出席。

調印式に出席した副市長、高新区党工委書記、新呉区委書記の蒋敏氏は祝意を表した。同氏は、バイオ医薬産業は高新区の主立った「ランドマーク産業」であり、高新区が現代産業体系、質の高い発展の実現において重要な位置づけを有している。Jemincare社のバイオ医薬品生産拠点が高新区に立地するのは同社が高新区に深く根ざす決心を示し、高新区、無錫のバイオ医薬産業発展に新たな原動力を注いだ。今回のプロジェクト調印を新たな出発点とし、更に協力を深め、より多くの成果を上げる。高新区は全力で奉仕し、プロジェクトの建設に助力すると述べた。

Jemincare社の李義海董事長は無錫、高新区に感謝を伝えた。無錫高新区は優れた投資・産業環境、投資誘致サービスを有しており、企業側がプロジェクト建設に対する自信を固めた。今回のプロジェクトは2021年から建設を開始し、2025年に最初の製品を販売する予定で、Jemincareは資源を統合し、プロジェクト建設を促し、高新区のバイオ医薬産業の質の高い発展に貢献する、と李董事長。 

Jemincare社は中国最大手の現代製薬グループで、漢方薬、化学薬、バイオ医薬品などの研究開発・生産・販売に携わっている。2019年、同社の売上高が358億元（約5553億円）を突破し、数年連続で中国医薬工業トップ100社の上位をランクインした。