迪哲医薬中国地域統括会社が高新区に

17日、迪哲医薬中国地域統括会社設立及び株式投資調印式が高新区において開催された。無錫市委書記の黄欽氏が迪哲（江蘇）医薬有限公司取締役会長兼CEOの張小林氏と会談した。

 黄欽氏は迪哲医薬の無錫での業務展開を楽観視し、同社が引き続き革新薬の開発に取り組むように期待を寄せた。黄欽氏によると、市・区は全力で奉仕し、企業成長やプロジェクト建設を支持する。同時に、国内資本市場のマッチングや統括を強化し、双方は手を携えてウィンウィン関係を築き、無錫のバイオ医薬産業発展に貢献する。

高新区委書記の蒋敏氏は調印式で、高新区はバイオ医薬産業とその千億元レベルの産業群建設に焦点を当てている。迪哲医薬中国地域統括会社は無錫の質の高い発展に新しい原動力を注き、今回の調印は迪哲医薬が高新区に根ざす決心を示した。高新区はプロジェクト建設にハイクオリティのサービスを提供し、迪哲医薬の発展に助力すると発言した。

それに対し、張小林氏は迪哲医薬の発展に市・区の協力や支持が欠かせないと表明し、迪哲医薬は政府と共にグローバル競争力の最も強いバイオ医薬製造産業群を作り、本当の意味をもつ革新薬生態系を築くと話した。

迪哲（江蘇）医薬有限公司は、高新区にある無錫市初めての投資額が1億ドルを超えたイノベーション型バイオ医薬企業で、前身はアストラゼネカのアジアと新興市場イノベーションR&Dセンターだ。また、同社は数少ない低分子新薬を開発し、完全かつ自主的な革新薬製造能力を有する外資系企業の中国R&Dセンターの1つだ。

写真・無錫高新区管理委員会