GEヘルスケア、最先端人工呼吸器量産開始＝高新区

写真・無錫高新区管理委員会

22日、米コングロマリット企業ゼネラル・エレクトリック社の子会社、GEヘルスケアによる最先端人工呼吸器第一陣の生産完了を記念する式典が高新区において開催された。蒋敏・無錫市副市長、高新区党工委書記、新呉区委書記、張軼昊・GEヘルスケア中国区総裁、CEOなどが出席した。

蒋敏副市長はまずGEヘルスケアが無錫高新区において最先端人工呼吸器の生産拠点を設置したことに歓迎と感謝の意を表した。現代化バイオ医薬産業の発展のため、無錫はバイオ医薬産業発展の「３ヵ年行動計画」を打ち出した。高新区もバイオ医薬産業の発展に焦点を当てている。GEヘルスケアが無錫進出してすでに20年以上も経ち、同社が絶えずにグローバル最先端の技術を中国に導入し、地方企業の発展を後押しした。これから双方は産業発展において協力を深め、一流な無錫バイオテクノロジー産業生態系を作ることを期待していると蒋敏副市長。

それに対し、張軼昊総裁はGEヘルスケアを代表し、高新区を感謝した。これからの事業展開について、張軼昊総裁はGE無錫が自主開発した新製品を海外に売り込むとともに、次世代医療機器開発に取り組み、グローバル最先端の臨床医療設備製造拠点を作ると話した。

3月、新型コロナ感染症の世界的蔓延で、治療用人工呼吸器の不足が深刻な状況に応じ、GEヘルスケアは世界中の資源を調達し、無錫で人工呼吸器生産ラインを発足させ、5月に建設を完成し、6月下旬に量産を開始した。量産開始後、毎月1000台の出荷が見込まれた。