高新区、第2四半期重大プロジェクト40件が着工　投資総額198億元

29日、無錫高新区の第2四半期重大プロジェクト集中着工式が開催された。杜小剛無錫市長などが出席。

着工式の現場　写真・無錫発布

今回着工になったプロジェクトは40件で、その投資総額が198億元に達した。うち済民可信バイオ医薬、先導股フンマイクロデバイス製造、格林美新エネルギー車用材料などの先端製造業は21件、朗新産業園をはじめとする現代サービス業は9件、新呉区（高新区）都市駐車場第1期などのインフラ建設は6件、江溪街道第二コミュニティ衛生サービスセンターなどの社会事業は4件で、各分野に及んでいる。

特に注目に値するのは当日現場で着工を発表した済民可信、バイオ医薬イノベーション創出・技術産業化・新薬開発プロジェクトだ。バイオ医薬イノベーション創出・技術産業化の部分は2期の工事が計画され、第1期は2022年、第2期は2026年まで操業を開始する予定だ。新薬開発の部分は20億元が投じられ、済民可信集団が研究開発したリポソーム注射剤などの実用化や産業化に力を入れていく。 

紹介によると、済民可信集団は江蘇省で南京、無錫、常州という3つの生産拠点を持っている。集団は無錫を拠点とし、研究開発、治験、新薬実用化、製造などに携わるバイオ医薬品生産基地を作り、無錫バイオ医薬品産業の質の高い発展に活力を与える。