高新区、マスク不足に陥った日本の友好都市に恩返しを

この度、高新区は友好都市提携を結ぶ日本愛知県の豊川市から、支援物資としての4500枚のマスクを受けた。

しかし現在、中国でのウイルス感染が収束見込みだが、日本では感染はますます深刻化している。23日、ウイルスの感染拡大を受け、マスクのストックがない豊川市は止むを得ず中国側に支援物資の返しを要望した。「4500枚マスクを送ったんですね。もし在庫があれば返してくれないかという交渉をしている最中です」と竹本幸夫豊川市長。 

豊川市のマスク不足を知った高新区は直ちにマスク5万枚を調達し、24日から日本へ順次郵送した。また高新区は微博（中国版ツイッター）で、豊川市と共にウイルスに立ち向かい、友好関係をさらに深めていくというメッセージを発信した。それに対し、中国駐日本大使館は「これこそ日中友好の底力です」とコメントした。

写真・無錫博報

豊川市のほか、高新区は株式会社デンソー、ハンファグループなど、区内の日韓系企業の本部へ計25万枚以上のマスクなどの物資をも寄付したという。