工業企業全社員が復帰 一定規模以上の企業が完全に生産再開＝高新区

23日、無錫深南電路有限公司の作業場はいつものように戻ってきた。生産現場には、設備が正常に稼働し、従業員たちがスムーズに仕事を進めていた。「企業の電気使用は現在通常の95%で、23日は90%の生産能力を回復させるだろう」と無錫深南電路有限公司行政総監督の王志軍氏が記者に伝えた。新型肺炎による操業開始延期が同社に影響をもたらしたが、王氏は政府の支援と社員の協力によって損失を最小限に抑えることができると信じていた。

無錫高新区は現在、各種企業計7800社が活動再開し、うち工業企業5302社の全員が出勤する、一定規模以上の企業845社が完全に生産再開し、社員の8割も出勤する、百強（上位100社）工業企業の稼働率は平均70%に達しているという。「我が区の生産性サービス業は、従業員の8割が復帰した」と高新区のある責任者が話した。今月末前、高新区は金融サービス、物流・倉庫、テクノロジー研究開発、省エネ・エコなどという生産性サービス業全従業員の復帰を実現し、工業経済のハイクオリティの成長を保障する。

また22日、スマート製造、人工知能、5Gなどに重点を置くハイテク産業園区、無錫星洲智能信息技術創新園が滞りなく着工した。入居意向を示した複数の企業は来月に契約する予定で、そのプロジェクト投資総額は約50億元（1元は約16円）、操業開始後は160億元の売上が見込まれる。

無錫星洲智能信息技術創新園着工式　写真・人民網

21日、投資総額150億元の無錫先導集成電路装備与材料産業園の調印式が行われた。産業園の初の入居工場、投資総額37億元の呉越半導体窒化ガリウム（GaN）基質及び集積回路製造プロジェクトも調印された。

高新区はみんなに投資の自信を与え、より多く、よりハイクオリティのプロジェクタを導入する、と高新区のもう一人の責任者は語った。