高新区、テクノロジープロジェクト27件がオンラインで調印

18日、無錫高新区は重大テクノロジープロジェクトのオンライン調印式を開いた。調印された27件のプロジェクトはIoT（モノのインターネット）、ソフトウェア・情報サービス、バイオ医薬品、ビッグデータ、金融などの分野にわたり、投資総額は15億元（約236億円）に達し、いずれも明るい発展の見通しを持つという。

オンライン調印式の現場　写真・無錫日報

テレビ会議システムによって、各企業の責任者が順番にプロジェクト状況を紹介した後、双方代表はオンライン署名を行い、全プロジェクトに調印した。「調印式はてっきり開催延期とされると思ったが、今回は調印式を時間通りに行ったほか、経済・時間的なコストも抑えられた」と取材を受けた北京悟空精控科技有限公司の何崢暉董事長は話した。同社のプロジェクトは本来春節休み後に調印される予定だった。何董事長は、オンライン調印式が、形式的な過程全てがオンラインで行われるという新しいビジネスモデルを作ったと信じていた。

「進行がスムーズで、調印式は非常に順調だった」と深センにいた蘇州融卡科技有限公司の徐明祥董事長は嬉しそうな顔をしていた。「去年11月から高新区と連絡を取り合った。IoT、集積回路産業が進んでいる同区は我々にとって最適な環境を整える」と徐董事長が記者に伝えた。

高新区テクノロジー部門のある責任者は、オンライン調印式は従来の企業誘致の取り組みを変えたと話した。特に今はテクノロジーを手段とし、企業の活動再開や自信向上に支援する、とこの責任者は付け加えた。