無錫高新区は6日、台湾の上海商業儲蓄銀行との間で協力に関する協定を締結した。黄欽無錫市委書記は上海商業儲蓄銀行董事長夫人の栄周淑霞氏などと会見し、上海商業儲蓄銀行無錫支店のプロジェクト調印式に出席した。無錫市委常委、統戦部長の陳徳栄氏、無錫市委常委、常務副市長の朱愛勲氏、高新区党工委副書記、管理委員会主任、新吳区委副書記、区長の封暁春氏などが同席。
黄欽無錫市委書記はまず台湾からの客人を歓迎し、プロジェクトの調印を祝した。上海商業儲蓄銀行の栄鴻慶董事長は無錫有名な一族である栄氏に属し、無錫との縁が深いという。上海商業儲蓄銀行は長年にわたり、外国為替業務や両岸金融業務を展開してきた。また大陸による対外開放政策実施の機に乗って目覚しい業績を遂げた。黄欽無錫市委書記によると、無錫支店は上海商業儲蓄銀行が大陸にて設置した初の支店であり、無錫初の台湾系銀行でもある。無錫市政府は上海商業儲蓄銀行との協力パートナーシップを重視し、銀行の業務展開を支援するために一流なサービスを提供し、一流なビジネス環境を構築していく。無錫は上海商業儲蓄銀行との更なる協力を期待している。
それに対し、栄周淑霞氏は無錫市政府、高新区政府に感謝の意を表した。無錫は昔、近代中国民族工業、商業発展の拠点で、今は長江デルタにおける重要な経済都市となっている。「上海商業儲蓄銀行は今回無錫で大陸初の支店を設置するのは、無錫の発展の見通しが明るいと思っているからだ。無錫支店はいち早く開店し、無錫経済成長の助力になっていく」と栄周淑霞氏は伝えた。
上海商業儲蓄銀行(The Shanghai Commercial & Savings Bank, Ltd.)は1915年に上海で発足した商業銀行である。香港上海商業銀行のほか、台湾初の旅行会社、中国旅行社を創立した。今回調印した上海商業儲蓄銀行無錫支店プロジェクトは2020年無錫初の重大プロジェクトで、去年11月中国銀行保険監督管理委員会の批准を得て準備段階に入り、今年上半期に着工する見込みだ。
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