2020年無錫市重大産業プロジェクト建設現場推進会議及び無錫薬明康徳合全薬業プロジェクト起工式が開催＝高新区

2020年は始まったばかりだが、無錫高新区の重大プロジェクト推進の真っ最中である。2日、2020年無錫市重大産業プロジェクト建設現場推進会議及び無錫薬明康徳合全薬業プロジェクト起工式が高新区において開催された。黄欽無錫市委書記、無錫市長の職務代理者たる杜小剛無錫市委副書記などが出席。

写真・無錫高新区管理委員会

無錫市重大プロジェクト推進の主陣地として、高新区は4年連続でこのような式典を開催してきた。今回着工する高新区のプロジェクトは32件で、投資総額285億元（1元は約15.5円）に達し、無錫市一となったという。 

重大産業プロジェクト建設現場推進会議の挨拶で、杜小剛無錫市委副書記は次のように話した。新しい一年の始まり、我々は一刻を争い、大切な時間を無駄にしないように努力し、重大プロジェクトを推進すべきである。今回着工するプロジェクトは今後無錫経済成長の原動力となり、産業のモデル転換やアップグレードを加速させることができるだろう。高新区政府は、プロジェクトの導入から建設、管理まで力を入れ、その全プロセスを的確に支援し、無錫ないし江蘇省の質の高い発展を促進しようとする。

黄欽無錫市委書記は続いて着工宣言を行った。今回の会議のメイン会場であった無錫薬明康徳合全薬業プロジェクトは特に注目される。中国の製薬・バイオ医薬品開発受託大手、薬明康徳（ウーシィアプテック）が30億元まで投じた当該プロジェクトは、高新区楽星路と尚徳路の交差点に位置し、建設面積は約6.5万平方メートルで、主に錠剤やカプセル、注射剤などの医薬品の生産に携わる。操業開始後、合全薬業は医薬品の研究開発・生産・販売を一つにしたプラットフォームを構築し、グローバル業務を展開していくという。