王進健氏、韓国SKハイニックスの中国法人代表者と会見

13日、無錫市政府副市長、高新区党工委書記、新吳区委書記の王進健氏は韓国SKハイニックスの中国法人「SK海力士半導体（中国）有限公司」の代表者・SUH KUN CHUL氏と会見した。高新区党工委副書記、管理委員会主任、新吳区委副書記、区長の封暁春氏などが同席。 

王進健氏はまずSUH KUN CHUL氏の来訪を歓迎した。同氏によると、高新区とSKハイニックスは過去十数年にわたり、協力関係を保ってきた。SUH KUN CHUL氏が中国法人代表者就任以来、双方の全面的協力を促し、著しい成果を遂げた。例えば、投資総額86億ドルの「SK海力士半導体」第2工場は今年5月に操業を開始した。ほかに「SK海力士中国」販売本部、SK病院、SK学校などのプロジェクトも推進され、高新区における質の高い発展に大きく貢献してきた。高新区はSKハイニックスの無錫事業を全力で支援し、同社にハイクオリティのサービスを提供し、最適なビジネス環境を作っていく。また高新区はSKハイニックスの更なる投資拡大を歓迎し、双方の協力強化を期待している。 

それに対し、SUH KUN CHUL氏は高新区政府に感謝を伝えた。「SKハイニックスは無錫の一員として自覚し、高新区との間で長期的かつ緊密なパートナーシップを築き上げたい」今後の計画について、SUH KUN CHUL氏は「第2工場や販売本部などの重大プロジェクトの建設によって高新区をSKハイニックス中国事業の戦略本部として発展させる。一方、高新区で病院や学校などを設立し、半導体分野の人材育成を行い、無錫の経済・社会発展に助力し、ウィンウィン関係を構築していく」と話した。 

SK海力士半導体（中国）有限公司は2005年、無錫高新区・総合保税区において設立され、現在半導体メモリ技術に携わる江蘇省内随一の外資系企業になっている。

SK海力士半導体（中国）有限公司　写真・無錫高新区管理委員会