王進健氏、独シーメンス、スマートインフラストラクチャー担当グローバル最高執行責任者と会見

4日、無錫市政府副市長、高新区党工委書記、新吳区委書記の王進健氏は、独シーメンス、スマートインフラストラクチャー（SI）担当グローバル最高執行責任者（GCOO）のマティアス・レベリウス氏と会見した。同区の指導者たる洪延煒氏、匡輝氏なども同席。

マティアス・レベリウス氏（左）と王進健氏（右）　写真・無錫高新区管理委員会

王進健氏はまずドイツからの客人を歓迎し、シーメンスの中国進出について「シーメンスは早い時期に中国へ進出し、高新区における外資系企業の第一陣である。シーメンスは現在無錫で工場4つ、支社2つ、イノベーションセンター1つを設置しており、基地化の発展モデルを次第に形成していく」と話した。王進健氏によると、高新区は、シーメンス本社の支援によるより多くの資源投入や投資プロジェクト建設、そしてシーメンス地域統括本部の設置を期待しいる。高新区はつねにシーメンスの後ろ盾であり、シーメンスにハイクオリティのサービスと最適なビジネス環境を提供しようとしている。 

それに対し、レベリウス氏は高新区政府を感謝し、次のように述べた。グローバル企業として、シーメンスは高新区の医療、エネルギー、スマートインフラストラクチャーなどの分野における地域集積の発展を求めている。シーメンスのスマートインフラストラクチャー部は今後、スマートビルディング技術、エネルギー産業の効益向上などに向けて努力し、AI（人工知能）やIoT（モノのインターネット）など、総合サービス業への転換・アップグレードを図っている。シーメンスは、高新区と共に明るい未来を創るように期待している。 

シーメンス（Siemens）は1847年に創立されたハイテク企業である。電気化、自動化、デジタル化などの分野において、世界200か国以上で業務を展開している。