世界IoT(モノのインターネット)の日となる8月7日、無錫国家伝感網(センサーネットワーク)イノベーション示範区建設10周年テーマ会議が開催され、各界名士は集まって10年にわたる同区の発展を顧み、未来を展望した。江蘇省副省長の馬秋林氏、無錫市長の黄欽氏などが出席。
馬秋林氏はまず、示範区が取得した成果を高く評価し、同区がグローバルIoT産業におけるに太湖の存在感を強く示したと語った。同氏はまた、「新たな形勢に直面し、より広い視野、高い基準で実質的な措置を取り、質の高い示範区建設を推し進め、省ないし全国でハイクオリティのIoT産業発展に力を貢献する。『無錫国家伝感網イノベーション示範発展計画綱要(2012-2020年)』の要求に応じ、自主イノベーションを強化し、IoT関連企業を支援し、産業集積を形成させ、技術の活用を推進する」と語った。
それに対し、黄欽氏はIoT産業に関するテーマ報告を行い、次のように述べた。示範区が発足してから、10年を経て目覚しい成果を収めた。各種類のIoT活用示範プロジェクトは300件を超え、うち国家レベルのプロジェクトは21件で、世界初の都市レベルのIoV(自動車のインターネット)活用プロジェクトも進められ、全国初のIoV先導区としても批准された。無錫企業によるIoTプロジェクトはすでにヒューストン、ロンドン、東京など、世界60か国の700か所において活用され、2018年全市のIoT産業売上高は2638億元(1元は約15円)に達し、全国の2割以上を占めた。
会議の最後では、出席者たちが「今後10年でIoT産業が直面するチャンスとチャレンジ」と題する討議を行った。
所 在 地 : | 江蘇省無錫市新区和風路28号 |
---|---|
郵便番号: | 214135 |
電子メール: | bizwnd@wnd.gov.cn |
電話番号: | 0510-68559016 0510-68559086 |
ファックス: | 0510-85213006 |