李小敏氏、対外経済貿易に関する視察を行う＝新吳区

7月7日、江蘇省委書記、無錫市委書記の李小敏氏は新吳区において、対外経済貿易に関する視察を行った。副市長、新吳区委書記の王進健氏、副市長の陸志堅氏は同行。

李小敏氏はまず尚徳太陽エネルギー電力有限公司を訪問した。同社は2013年の事業再構築から、国内外における数多くの取引先と1.8GW（ギガワット）を超える販売契約を交わした。今年6月末までの出荷量は20GWを突破し、うち6月の月間出荷量は490MW（メガワット）で、最高記録を更新した。李小敏氏はこの目覚しい発展ぶりを高く評価し、市政府の関連部門は今後引き続き、サービスの提供を強化し、資金調達難などの課題に向かい、企業の発展に助力すると表明した。

この後、李小敏氏はサムスン電子材料（無錫）有限公司で、2015年サムスンのSDI偏光板生産基地の落成から、政府・企業の協力の過程を回顧し、同社が第二の偏光板生産ラインの建設を加速してほしいと期待を寄せた。また、「2018年中国半導体実装・検査企業トップ10」に選ばれた全訊射頻科技（無錫）有限公司が具体的な生産拡大計画を提出した。これに対し、李小敏氏は「今が通信技術と5G産業発展の好機で、政府は企業のニーズに

応え、各方面から支援を提供する」と同社を励ました。

企業の訪問が終わった後、李小敏氏は座談会で今年上半期の対外経済貿易の状況について、新吳区が取得した実績に賛辞を贈った。同氏によると、新吳区は外資の集積地と開放の主陣地として、無錫の対外開放発展において重要な役割を果たしている。今年以来、同区政府は様々な措置を打ち出し、良い効果を見せたほか、全市の開放型経済の質の高い発展に新しい貢献ももたらした。