5月24日から6月1日まで、無錫市政府副市長、高新区党工委書記の王進健氏をはじめとする無錫高新区代表団は日本、韓国を訪問し、外資誘致に関する経済・貿易交流活動を展開した。同区の指導者たる洪延炜氏、区商務局、総合保税区管理局などの責任者らが同行。
「一帯一路」建設、長江デルタ地域一体化という国家戦略と無錫の「産業強市」戦略に応じ、今回の活動は高新区と日韓の間でスマート生産、科学技術イノベーション、新エネルギー、文化クリエイティブなどの分野における戦略提携を深め、日本、韓国系企業が密集する地域としての高新区の影響力をさらに広げることを趣旨としていた。
高新区代表団は5月27日、江蘇省人民政府の主催による、江蘇・韓国開放イノベーション提携交流会に参加した。SKグループ、サムスンSDI、LG化学など20社あまりの韓国系大手多国籍企業の代表者らも同交流会に参加。出席したSKハイニックスのリー・ソクヒー社長は高新区の投資・ビジネス環境を高く評価した。また、江蘇省代表団はSKグループ、LGグループ、サムスングループなどの企業を訪問し、江蘇省人民政府とSKグループの戦略提携協定に調印した同時、高新区代表団はサムスンSDI、LG化学、SKハイニックス、LSグループなどの企業の上層部と話し合い、韓国系投資案件の推進に力を注いだ。
5月29日、高新区代表団は東京、京都などにおいて3日間にわたり一連の経済・貿易交流活動を展開した。江蘇省代表団は日本貿易振興機構、みずほ銀行、三菱UFJ銀行などを訪問し、ウィンウィンの関係の実現について日本側と会談し、見解を共有したほか、パナソニック、シャープ、ヤクルト、村田製作所などの日系大手企業の上層部とのコミュニケーションを取り、更なる協力・発展を図る。30日に開催された江蘇・日本開放イノベーション提携交流会では、日立、ソニー、デンソー、神戸製鋼所、住友化学、三菱化学など30社あまりの日系大手多国籍企業が参加した。
今回の活動をきっかけに、無錫高新区は今後日韓系新興産業プロジェクトを推進し、日韓系多国籍企業の海外投資におけるトレンドを把握する上、日韓投資に関する施策を調整・革新し、日韓系企業との間で新たな戦略的提携を結び、高新区における質の高い発展の基礎を固めようという。
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