無錫高新区、今年第一四半期の外資誘致が好調

Hynix第二工場プロジェクト

4月17日、無錫高新区商務局の発表によると、今年第一四半期の外資利用額は6.5億ドル（1ドルは約111.9円）で、前年同期比42.1%増となった。うち、戦略性新興産業と先進製造業は100%を占め、今まで一番の好調を示した。

今のところ、高新区で本部を設けた企業が109社で、うち17社は江蘇省商務庁に「多国籍企業の地域本部と機能性機構」として認定された。こういうことで、Caterpillar、Atlas Copcoなどの研究開発センターやAstraZeneca、Hynixなどの販売本部を構えた高新区は、無錫ないし江蘇省南部で外資系企業本部の密集する地域となった。

高新区商務局のある責任者は、「全区の発展戦略に発足し、フォーチュングローバル500の企業に重点を置きながら、半導体、モノのインターネット、新エネルギー、バイオ医薬などの分野に集中して外資誘致の質と量を共に充実する」と述べたほか、高新区は様々な案件を推進する同時、外資向けのビジネス環境をバランスよく構築しようとしていると強調した。例えば、高新区は外資を対象とする便利な「ワンストップ式」、「使用人式」サービスを提供したうえ、無錫電力と提携し、HynixやM8などの重点プロジェクトに充分な電気供給を確保した。

宣伝面における戦略として、高新区は国内外の資源も重視している。高新区は去年から、北京や上海などの大都市に商業宣伝活動を行っているだけではなく、今年上半期では欧米や日本、韓国まで進出し、新たな資源を開拓しようという。