無錫高新区と日本Sysmex会社の戦略的協力協定調印式が開催

    このごろ、無錫市政府の副市長である王進健氏が日本のシスメックス株式会社（Sysmex Corporation）の取締役の家次恒氏一行と会見し、無錫高新区とシスメックス社の戦略的協力協定の調印式に出席した。

    会見中、王進健氏は2018年無錫市経済発展の状況を紹介し、彼によると、近年「産業の発展を頼りに都市を発展させる」という戦略と革新駆動を核心とした戦略のもと、無錫市は経済が安定的に発展し続けている。このような成績はシスメックス社を含む企業の貢献によるものだという。同時に、彼は無錫高新区はいつも通りにシスメックス社の無錫での発展をサポートしていくと述べた。

    家次恒氏はシスメックス社の無錫での発展の歩みを振り返った。彼はシスメックス社のグローバル及び中国での事業展開を紹介した。彼は目下のところシスメックス社の中国での業務はグループ全体の四分の一を占め、同グループは生命健康産業の中国市場への進出を重視していると話した。次の段階でシスメックス社はグループの資源を整合し、中国市場のユニーク性と多様性という特性に応じ、無錫会社への研究開発投資を拡大し、産業能力を向上させ、バイオ診断薬剤の関連製品のサプライチェーンを整備し、無錫会社をシスメックス社の中国での産業の中核拠点にすることを目指している。

    シスメックス株式会社は1968年設立し、神戸市に本社を置き、世界的に有名な検体検査の総合サプライヤーで、「血球計数分野」では世界シェア首位。血液分析、凝血分析などで世界のトップを走っている。シスメックスは中国、ヨーロッパ、アメリカ、アジア太平洋に60社以上の子会社を設立し、この製品は190余りの国に販売されている。2003年8月、シスメックスは無錫の高新区でシスメックスバイオ科技（無錫）有限公司を設立し、1類、2類、3類体外診断試薬の研究、開発、生産に取り組んでいる。