2016年世界IoT博覧会がまもなく開催される。取材によると、我々が毎日利用する自由市場ではすでにIoT(モノネットワーク)技術が活用されている。
[食品安全の保障]肉や野菜の流通デバイスから農産物の流通情報を発信
商務部は流通システムの開発要求に基づき、無錫市の流通システムのサブシステムである朝陽農貿自由市場の肉と野菜の流通システムは、卸売市場プラットフォームと中央プラットフォームとの通信が実現できる。記者の取材によると、朝陽農貿自由市場では、一階の野菜エリアと二階の肉類エリアで流通の電子スケールを利用している。現時点での電子スケールは350点あり、312の野菜ブースと38の肉ブースで活用されている。商品を電子スケールに置き、名称と価格を入力すれば、その情報がシステムのバックグラウンドにリアルタイムに発信される。レシートに商品の名称、価格、重さ、金額、ブース番号、サプライヤー、流通コードなどの情報が記載されている。消費者である皆さまは、自由市場の照会機をご利用いただければ、トレーサビリティコードより産地情報を入手することができる。これらの電子スケールから毎日8万枚のレシートが出ている。最高値は26万枚に達したほどだ。
「省エネ対策の実現」エネルギーの管理設備が水電情報を送信
2015年はじめ、朝陽農貿自由市場は江南大学と協力し、先進的なエネルギー管理システムを導入した。江南大学はソフトウェアの開発とハードウェアの設置を担当して、自由市場の水電や照明などを効率よくに管理している。
一年間の建設と運営を経て、自由市場に1000点以上の精密な水道メーターと電気メーターを設置した。リモートチャージ、リモートスイッチおよび残量警告はSMSで利用者の携帯に発信できる。その他にも自由市場は、ネットワーク管理の改造と節水器具の取り替えを実施した結果、2015年度の顧客フローは前年より20%増加した一方で、水と電気の消費量に変化はなかった。さらに、人件費の面では水電メーターの記録員、レジ係、および管理員を一人に任せることにより労働コストを減らした。より便利なサービスによって、自由市場の業者は一層快適に水電を利用できる。
「市場安全の保障」 HDデジタル監視カメラが画像データを伝送
朝陽農貿自由市場には1000以上の業者と10万以上もの顧客フローがいるため、その安全保障は大変重要だ。現時点では市場の各所でHDデジタル監視カメラを設置し、リモートで現場映像を監視することができる。それと同時に多数の赤外線センサーも設置したことで、夜間の警備システムの設備も万全といえる。自由市場の監視システムは24時間全方位を安全に監視しており、違法犯罪を抑制している。
「手軽に自由市場で駐車」自動車番号を識別できる管理システムにより、駐車場の車両情報を伝送
取材によると、朝陽農貿自由市場の駐車場にHD自動車番号識別システムを設置した。車両が入口に着くと、ループコイルが車両の重さを感知する。そして、その情報を車両感知器に送信して、車両感知器が自動的にセキュリティゲートを開ける。それと同時に、システマは車両の写真を撮り、画面は鮮明に保存できる。駐車料金の計算もより正確になった。システムの運営開始以来、車の利用者達は確実にその便利さを感じてきた。駐車のしづらさ、料金計算の混乱、および勘定審査のしにくさ等の問題を効率的に解決し、自由市場の管理効率を大幅に上げた。
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